虫歯を再発させないための対策とは?
投稿日:2024年10月3日
カテゴリ:スタッフブログ
虫歯を再発させないための対策について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
虫歯治療で歯を削ると、治療後の再発リスクが高くなります。虫歯が再発してまた治療が必要になると、さらに歯を削ることになるため、その歯の寿命が少しずつ減っていきます。
少しでも寿命を長くするためには、虫歯の再発を防止することが重要となります。そこで今回のブログでは、治療後に虫歯を再発させないための対策についてお話したいと思います。
虫歯の再発を防止するためには下記の対策を心がけましょう。
毎日のセルフケアをしっかり行う
虫歯を再発させないためには、毎日のセルフケアがとても重要となります。歯ブラシだけではお口全体の6~7割程度しか汚れを落とすことができないため、フロスを使用して歯間部分の汚れも取り除きましょう。さらに、フッ素配合の歯磨きや洗口液を使用することによって虫歯リスクを軽減することができます。
食生活を改善する
虫歯菌は飲食物に含まれる糖分を餌にして活性します。糖質の多い飲食物や甘い飲食物を頻繁に摂取する方は虫歯リスクが高くなるため、食生活を改善して再発リスクを軽減しましょう。
セラミックのつめ物・かぶせ物を選択する
虫歯治療で歯を削った後はつめ物・かぶせ物で歯の形態を整えます。保険適用の銀歯やレジンなどのつめ物・かぶせ物は汚れが付着しやすいため、虫歯菌が繁殖して再発リスクを高めます。一方、自費診療の扱いとなるセラミックは表面がツルツルしていて汚れが付着しにくく、さらに土台の歯とぴったりフィットするため、虫歯が再発しにくいという特徴があります。
定期的に歯科検診・クリーニングを受ける
口腔内には歯石やバイオフィルム(細菌の膜)といった歯磨きでは取り除けない頑固な汚れが形成されます。また、噛み合わせの不調や磨き残しによって虫歯や歯周病リスクが高くなってしまいます。定期的に歯科医院で歯科検診やクリーニングを受け、口腔内環境を良好な状態に保つことによって虫歯の再発を防止することができます。
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