歯がグラグラする主な原因とは?|不動前の歯医者

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歯がグラグラする主な原因とは?

投稿日:2024年4月9日

カテゴリ:スタッフブログ

歯がグラグラする主な原因について

歯がグラグラする主な原因について

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

指や舌で歯を触った際にグラグラする場合は、歯を支える歯肉や歯槽骨などの歯周組織に問題が生じている可能性があります。歯の動揺が悪化すると、最終的には歯を失うこともあるため、早期の対応が重要となります。

今回のブログでは、歯がグラグラする主な原因についてお話ししたいと思います。歯がグラグラする主な原因については下記のようなことが挙げられます。

歯周病が進行している

歯がグラグラと動揺する際に考えられる一番の原因は歯周病です。お口の中が不衛生になると、歯周病菌が繁殖して歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)の部分に炎症が起こります。歯周病が進行して炎症がさらに悪化すると、歯を支える歯肉や歯槽骨が溶かされるため、グラグラと歯が動くようになります。

歯の動揺が大きくなると、最終的には歯が抜け落ちたり、抜歯となるため、できるだけ早めに治療を受けましょう。

矯正治療の影響

矯正治療は継続的に歯に力をかけ、歯根の吸収と再生を繰り返すことによって少しずつ歯を動かしていきます。矯正治療中や矯正治療直後は歯を支える骨が不安定な状態になるため、歯がグラグラと動揺します。歯周病などの問題がない場合は矯正治療完了から数ヵ月で正常に戻ります。

外傷(衝突や転倒など)

衝突や転倒などによって歯に衝撃がかかった場合は、歯根部分の周囲にある歯根膜という組織が断裂するため、歯槽骨との固定が緩んで歯がグラグラと動揺します。軽度の動揺であれば自然に治癒することもありますが、動揺が大きい場合は歯科医院で歯を固定するなどの処置が必要となります。

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは歯だけでなく、歯肉や歯槽骨にも大きな負担がかかります。そのため、歯ぎしりや食いしばりによって歯根が破折したり、歯槽骨へのダメージが蓄積したりすると、歯の動揺が大きくなることがあります。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は就寝時にマウスピースを着用したり、矯正治療で咬み合わせを改善することをおすすめします。

歯根破折

歯根破折は歯の根の部分にひびが入ったり、割れたりする症状です。歯の土台である歯根部分が破折すると、歯を支える機能が低下し、歯がグラつきます。特に神経を取り除いた歯は脆くなるため、外傷をはじめ、歯ぎしり・食いしばりなどによって強い力がかかると歯根破折を起こしやすくなります。

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