噛んだ際に痛みを感じる

噛んだ際にインプラントに痛みを感じるなどの症状を伴うことがあります。噛んだ際にインプラントに痛みを感じる場合は、インプラントが適切な位置に埋入されておらず、周辺の神経や歯周組織を圧迫していたり、咬み合わせが合っていないなどの原因が考えられます。また、細菌感染によって炎症が生じている場合も症状が進行することにより、痛みを感じることがあります。

違和感を感じる

インプラント手術後にインプラントのネジが緩んだり、歯周組織に何かしらの問題が生じていたりする場合は、インプラントのグラつきや浮いた感じ、歯茎が締めつけられるなどの違和感を感じることがあります。

インプラントの動揺・脱離

インプラント治療後に日々のケアやメンテナンスを怠ってしまうと、口腔内が不衛生になり、インプラント周囲炎になる可能性が高くなります。インプラント周囲炎になると、炎症によって歯茎や骨が少しずつ破壊されるため、インプラントがグラグラと動くようになり、最終的にインプラントが抜け落ちてしまいます。

上部構造（人工歯）の欠け・割れ

咬み合わせが合っていなかったり、歯ぎしり・食いしばりなどの癖がある場合は、インプラントやその周辺の歯周組織に大きな負担がかかります。過剰な力が継続的にかかると、上部構造が欠けたり、割れたりする可能性が高くなります。