子ども(乳歯)の虫歯の特徴とは?|不動前の歯医者

歯を抜かない

極力再発しない・抜かない・削らない歯科治療

お問い合わせ・ご相談

抜歯に関するセカンドオピニオン受付中

03-6303-9356

東京都品川区西五反田3-9-14

子ども(乳歯)の虫歯の特徴とは?

投稿日:2024年10月29日

カテゴリ:スタッフブログ

子ども(乳歯)の虫歯の特徴について

子ども(乳歯)の虫歯の特徴

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

子どもの歯(乳歯)の虫歯と大人の歯(永久歯)の虫歯にはいくつか異なる特徴があるため、永久歯と同じ感覚で考えていると、虫歯の発見が遅くなったり、進行を早めてしまったりする可能性があるため、注意が必要です。

そこで今回のブログでは、子どもの歯(乳歯)の虫歯の特徴についてお話したいと思います。子どもの歯(乳歯)の虫歯については下記のような特徴が挙げられます。

虫歯の進行・悪化が早い

歯はエナメル質・象牙質・歯髄という3つの組織で形成されています。一番外側にあるエナメル質は人体の組織の中で一番硬く、象牙質や歯髄を保護する役割を担っています。乳歯は永久歯に比べてエナメル質や象牙質が薄く、外部からの影響を受けやすいため、虫歯の進行や悪化が早く、すぐに神経にまで到達してしまいます。

磨き残しによる虫歯発生リスクが高い

乳歯は永久歯に比べて歯の溝が深いため、そこに食べかすや汚れが溜まりやすい構造となっています。溝が深い部分は歯ブラシの毛先が届きづらいため、磨き残しが多くなりやすく、その結果虫歯の発生や悪化のリスクが高くなります。

乳歯の虫歯は白い

「虫歯=黒い」というイメージがあると思いますが、乳歯の虫歯はほとんどが白いままで進行していきます。永久歯の虫歯は進行が遅いため、虫歯菌が栄養素を取り込んだ際に出す硫化水素と鉄分によって形成される酸化鉄が歯質に沈着することで黒くなりますが、乳歯の虫歯は進行が早いため、色素沈着がなく白いままで悪化していきます。白いままで進行する乳歯の虫歯は見た目だけでは判断しづらいため、注意が必要です。

痛みを感じにくい

子どもは痛みを感じる感覚が未発達のため、虫歯になっても強い痛みを感じにくいことが特徴です。乳歯の虫歯については象牙質などへの刺激よりも、虫歯によって空いた穴に食べかすが蓄積し、歯茎が炎症を起こすことによって痛みを感じることがほとんどです。また、乳歯の虫歯は痛みが数日で治まることもあるため、見過ごすことも多く、重症化してしまう可能性が高いといえます。

食事の変化によって虫歯の進行が早くなる

小児期は成長に伴って食生活も変化するため、摂取するものの種類や量も増えていきます。甘いものなども多く摂取するようになり、さらに食べるペースもゆっくりなので虫歯菌が繁殖しやすく、進行や悪化が早くなります。

不動前で小児歯科をお探しの際は不動前デンタルオフィスまでお気軽にご相談ください。

小児歯科ぺージ>>

トップへ戻る