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おやつで子どもの歯を虫歯にさせないためには?

投稿日:2024年7月23日

カテゴリ:スタッフブログ

おやつで子どもの歯を虫歯にさせないためのポイント

おやつで子どもの歯を虫歯にさせないためのポイント

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

おやつは子どもにとって楽しみの一つであり、食事などで摂取できなかった栄養素を補うという役割を持っています。

しかし、虫歯などのリスクを考えるとおやつについて不安を感じている親御さんも多いのではないでしょうか。そこで、今回のブログではおやつで子どもの歯を虫歯にさせないためのポイントについてお話ししたいと思います。

おやつで虫歯リスクは高くなるの?

世間的にも「おやつ=虫歯になりやすい」というイメージが強いと思いますが、おやつを食べるという行為自体が虫歯リスクに直結するのではなく、おやつの食べ方が重要となります。

ではどのような食べ方が虫歯リスクを高めるのか?

それは、だらだらと時間をかけて食べたり、おやつを数回に分けて食べたりするというものです。実際、虫歯の多い子どもは間食の回数が多いということが分かっています。

間食の回数が多いと虫歯リスクが高くなるのはなぜ?

飲食物に含まれる糖分を餌にして虫歯菌は酸を放出します。その酸によって歯のミネラル成分が溶かされる「脱灰(だっかい)」が起こることによって少しずつ歯は溶かされていきます。

しかし、その一方でだ液の修復機能である「再石灰化(さいせっかいか)」によって歯から溶け出したミネラル成分が補われています。

つまり、口腔内では「脱灰」による破壊と「再石灰化」による修復が繰り返されており、この2つのバランスが拮抗している間は虫歯になることはありません。

歯の再石灰化の仕組み

しかし、だらだらと食事をしたり、間食が多くなったりすると、虫歯菌が活発になり、口腔内が酸性に傾く時間が長くなってしまいます。そうなると、だ液の再石灰化による修復が間に合わなくなるため、少しずつ歯が溶かされて虫歯になってしまいます。

おやつで虫歯にならないために注意する事

通常の食事をきちんと取る

食事と食事の間にお腹が空かないよう、通常の食事をきちんと取るようにしましょう。

おやつをだらだら食べないように気をつける

おやつをだらだら食べたり、回数が多くなると、虫歯菌が活発になり、口腔内が酸性に傾く時間が長くなってしまいます。虫歯にならないようにするためには、できるだけおやつ(間食)の回数は少なくし、だらだら食べないように気をつけましょう。

飴・ガム・キャラメルを控える

飴・ガム・キャラメルなどのおやつは長時間お口の中に入れることになるため、虫歯リスクが高くなります。糖分が長時間お口に残るようなおやつは頻繁に与えないようにしましょう。

就寝前の飲食を控える

睡眠中はだ液の分泌量が減少することで脱灰と再石灰化のバランスが崩れて虫歯になりやすくなるため、就寝前の飲食は控えましょう。

糖分の多い飲み物を控える

ジュースやスポーツドリンクには糖分が多く含まれているため、頻繁に口にすることによって虫歯リスクは高くなります。喉が乾いた場合は極力お水やお茶を飲むようにしましょう。

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