外科処置(抜歯・インプラント手術等)の際に気をつけることとは?
投稿日:2023年3月22日
カテゴリ:スタッフブログ
外科処置(抜歯・インプラント手術等)の際に気をつけること
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
歯科治療では歯を削ったりする他、症状に応じて歯を抜いたり、歯茎を切開したり、インプラント手術などの外科処置が必要となります。外科処置の際は、通常の治療よりも体への負担が大きくなるなど、問題なく治療を完了させるためにはいくつかの注意点があります。
今回のブログでは、抜歯やインプラント手術などの外科処置の際に気をつけるポイントについてお話したいと思います。
外科処置を受ける前に注意するポイント
体調を整える
体調が悪かったり、寝不足だった場合には麻酔が効きづらくなったり、外科処置の際に気分が悪くなったりする可能性があります。抜歯やインプラント手術を受ける際には、きちんと睡眠を取り、体調を整えておきましょう。
空腹・満腹を避ける
外科処置を受ける際は、空腹や満腹だと体調が悪くなってしまう可能性があります。来院する前に軽く食事をしておきましょう。
口腔内を綺麗にしておく
外科処置の際は細菌感染のリスクが高くなるため、日頃からケアをきちんと行い、口腔内を綺麗にしておきましょう。また、口腔内が不衛生の場合は歯茎に炎症が起こる可能性があり、麻酔が効きづらくなったり、痛みが強くなったりすることがあるため、注意しましょう。
楽な格好で処置を受ける
外科処置の際は緊張や恐怖心が強くなります。少しでもリラックスできるよう、当日は楽な格好で治療を受けましょう。
外科処置を受けた後に注意するポイント
麻酔が切れてから食事しましょう
外科処置の際は事前に麻酔注射を行うため、治療後もしばらくの間は麻酔が効いています。お口の中を損傷しないよう、麻酔の効果が切れてから食事しましょう。また、治療部位に負担がかからないよう、固いものや刺激の強い飲食物は控え、できるだけ治療した方で噛まないように心がけましょう。
傷口を極力触らない
細菌感染を起こしたり、傷口が開いたりする可能性があるため、治療部位を舌や指で触らないようにしましょう。
血流がよくなる行為を控える
血流がよくなると、傷口から再び出血する可能性があります。治療から数日間は長時間の入浴、飲酒、激しい運動は控えましょう。
処方された薬は必ず服用しましょう
麻酔注射の効果が切れると、少しずつ痛みが強くなりますので、処方された痛み止めを服用しましょう。また、傷口の細菌感染を防止するため、抗生物質などのお薬も必ず服用しましょう。
タバコを吸わない
タバコを吸うと、傷口の治りが遅くなるため、治療後はタバコを吸わないようにしましょう。インプラントの場合は、骨としっかり結合しないこともあるため、歯科医師から指示された期間は禁煙しましょう。
抜歯やインプラント手術などの外科処置の際は、処置中や処置後に問題が起こらないよう、上記の事に注意しましょう。
■ 他の記事を読む■