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親知らずの抜歯後に注意するドライソケットとは?

投稿日:2023年8月9日

カテゴリ:スタッフブログ

親知らずの抜歯後に注意するドライソケットについて

親知らずの抜歯後に注意するドライソケット

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

親知らずを抜歯した際は数日間、患部の痛みや腫れを伴うことがありますが、傷口が治癒するにつれて症状は和らいでいきます。しかし、日数が経過しても痛みが強くなる場合は「ドライソケット」になっている可能性があります。

今回のブログでは、親知らずの抜歯後に注意すべき「ドライソケット」についてお話したいと思います。

ドライソケットとは?

ドライソケットとは、抜歯した部分の顎骨がむき出しになり、細菌感染などが起こっている状態です。

抜歯すると、抜歯した部分の穴に血液が溜まり、その血液が凝固して血餅というゲル状のかさぶたが形成されることによって傷口を保護します。しかし、体質の関係で血餅がきちんと形成されなかったり、一度形成された血餅が剥がれてしまうと、顎骨が露出した状態となり、外部の刺激や細菌感染などによって強い痛みを伴います。

ドライソケットの痛みは数週間続くこともあり、症状が悪化すると、当該歯だけでなく耳などにも痛みを感じることがあるため、注意が必要です。

ドライソケットになる主な原因

難抜歯(時間のかかった抜歯)

抜歯後の痛みや腫れの度合いは抜歯に要した時間に比例します。歯茎の中で横向きに生えている場合や歯根が肥大している場合、骨の深部に埋まっている場合などは難抜歯になるケースが多く、ドライソケットにもなりやすい傾向があります。

抜歯時に多く麻酔を使用した

下顎は骨が厚く麻酔が効きにくいため、症例によっては麻酔を多く使用する場合があります。麻酔には血管を収縮する成分が入っており、抜歯時に麻酔を多く使用した場合は出血が抑制されることによって、傷口を保護する血餅がきちんと形成されず、結果的にドライソケットになる可能性が高くなります。

うがいを頻繁にする・お口を強くゆすぐ

抜歯後にうがいを頻繁にしたり、お口を強くゆすいだりすると、傷口を保護する血餅が剥がれてドライソケットになりやすくなります。

喫煙

タバコには有害な物質が多く含まれています。喫煙によって血流や免疫力が低下すると、抜歯部分の治癒が遅くなったり、細菌感染リスクが高くなるため、ドライソケッㇳになりやすくなります。

舌や指で抜歯部分を触る

抜歯した部分を舌や指で触りすぎると、血餅が剥がれたり、細菌に感染したりする可能性が高くなり、ドライソケットを引き起こしてしまいます。

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