睡眠中の歯ぎしり・食いしばりの原因と対策とは?
投稿日:2023年1月11日
カテゴリ:スタッフブログ
睡眠中の歯ぎしり・食いしばりの原因と対策について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
起床時に歯や顎に痛みや違和感を感じる場合は、寝ている間に歯ぎしりをしたり、歯を食いしばっている可能性があります。睡眠中は無意識ですので、自分では気づかない間に歯や顎に大きな負担がかかっている場合があります。
今回のブログでは、睡眠中の歯ぎしり・食いしばりをする原因とその対策についてお話したいと思います。
睡眠中に歯ぎしり・食いしばりをする原因とは?
就寝中に歯ぎしりをする主な原因は下記の通りです。
ストレス
睡眠中に歯ぎしりや食いしばりをする原因の多くはストレスと考えられています。ストレスによって睡眠が浅くなると、咬筋に力が入ってしまうために歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなります。一節には、歯を強く咬みしめることによってストレスを発散しているとも言われています。また、ストレス以外にもアルコールやカフェインの摂り過ぎや喫煙などで睡眠が浅くなることによって、歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなります。
噛み合わせが合っていない
つめ物やかぶせ物の高さが合っていない場合や全体的な噛み合わせが悪い場合は、部分的に歯が強く接触するため、睡眠中に歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなります。
癖や習慣
小さい頃から歯を食いしばる癖がある方やスポーツをされている方でグッと歯を咬みしめるなどの習慣がある場合は、睡眠中にも歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなります。
歯の発生時や生え変わり時の違和感等
歯ぎしりは大人だけでなく子供も成長の過程で一時的にすることがあります。歯の生え始めだったり、乳歯から永久歯に生え変わる際は、むず痒さなどの不快感を感じるため、それらを解消するために歯ぎしりや食いしばりをすることがあります。
睡眠中に起こる歯ぎしり・食いしばりの対策
ストレスを溜めないようにする
睡眠中の歯ぎしり・食いしばりを防ぐためには、できるだけストレスを溜めないことが大切です。ストレスの原因を解消することはもちろんですが、美味しい食事をしたり、運動したりなど、自分自身のストレス発散方法を見つけ、ストレスを溜めすぎないようにしましょう。
噛み合わせを調整する
加齢や虫歯・歯周病などによって噛み合わせは少しずつ変化します。定期検診などの際に噛み合わせをチェックし、必要な場合は調整をしてもらいましょう。
睡眠時の環境を整える
睡眠が浅いと歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなります。枕の高さや布団の硬さなど、ご自身が熟睡できる環境を整えましょう。
お酒やタバコを適量に控える
アルコールやニコチンを多く摂取すると、睡眠が浅くなってしまいます。お酒をよく飲まれる方やタバコを吸われる方は、普段からお酒やタバコの量を控えるよう心がけましょう。
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