入れ歯の寿命と入れ歯が合わなくなる原因とは?
投稿日:2023年6月21日
カテゴリ:スタッフブログ
入れ歯の寿命と入れ歯が合わなくなる原因について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
入れ歯は歯を失った際に咬み合わせを回復するための治療法の一つです。今回のブログでは、入れ歯の寿命や入れ歯が合わなくなる原因についてお話したいと思います。
入れ歯の平均寿命は?
入れ歯の寿命については4~5年というのが一般的です。稀に5年以上使用されているという方もいますが、長期的に使用すると、入れ歯の経年劣化によって適合が悪くなったり、不具合が起こったりする可能性が高くなります。特に保険適用の入れ歯は吸水性の高いレジンという素材で製作するため、使用期間が長くなると、変形はもちろん、着色汚れなども目立ってしまいます。
そのため、入れ歯を清潔な状態で快適にお使いいただくためには、4~5年で新調するのが適切といえます。
入れ歯が合わなくなる原因とは?
口腔内環境の変化
口腔内環境は少しずつ変化します。歯茎や顎骨は加齢などによって退縮するため、徐々に入れ歯の適合が悪くなってしまいます。そのため、入れ歯を定期的に調整しながら使用しますが、口腔内環境や入れ歯の状態によっては新しく製作することもあります。
入れ歯の経年劣化
入れ歯は使用することによって少しずつ摩耗し、緩くなっていきます。さらに周囲の歯の状態によって咬み合わせが悪くなると、さらに劣化が加速するため、不具合が起こりやすくなったり、少しずつお口と合わなくなっていきます。
咬み合わせの変化
部分入れ歯を使用している場合は、残存歯の咬み合わせが変化することによって入れ歯の適合が悪くなり、痛みや違和感を感じる場合があります。
歯周病の進行
歯周病が進行すると、炎症によって歯茎や歯槽骨(歯を支える骨)が破壊されるため、入れ歯の適合が悪くなってしまいます。
誤った製作や調整
入れ歯の製作や製作後の調整が適切でなければお口としっかりフィットしないため、痛みを感じたり、適合が悪くなったりする可能性が高くなります。
不動前で入れ歯治療なら不動前デンタルオフィスまでお気軽にご相談ください。
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