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歯科医院で行う歯科検診の内容とは?

投稿日:2023年6月30日

カテゴリ:スタッフブログ

歯科医院で行う歯科検診の内容について

歯科検診

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

多くの方は歯やお口の中に痛みや違和感を感じた時に歯科医院へ来院されると思います。しかし、近年では虫歯や歯周病にならないよう、健康な状態を維持するという予防という考えが定着しつつあり、定期的に歯科検診やクリーニングを受ける方が増加しています。

口腔内環境は日々変化するため、近年では年に3~4回の定期検診が一般的になっており、多くの歯科医院でも2~3ヵ月ごとに通院していただくことをおすすめしております。今回のブログでは、歯科医院での定期検診ではどのようなことをするのかについてお話したいと思います。

歯科検診で行う内容について

歯科検診とは、歯やお口の健康を維持していただくため、虫歯や歯周病などの歯科疾患やその他のトラブルを早期発見することが目的です。口腔内の健康状態のチェックや口腔ケア、セルフケアのアドバイス等を行ないます。歯科検診の具体的な内容は下記の通りです。

各治療後の経過の確認

以前に治療を行った場合はその部分の経過を確認します。装着したつめ物やかぶせ物に問題がないか、入れ歯の状態、口腔内の状態や咬み合わせをチェックします。何か問題が見つかった場合には、必要な治療などの計画を立て、口腔内環境を整えていきます。

虫歯のチェック

歯の状態を一つひとつ確認し、虫歯がないかを確認します。自覚症状がない初期虫歯やつめ物・かぶせ物の内部で進行する虫歯を早期に発見することにより、悪化を阻止することができます。

歯周病のチェック

歯周病は初期の段階では痛みなどの自覚症状がほとんどなく進行するため、重症化させないためには歯科検診でのチェックが重要になります。プラークの付着量や歯周ポケットの深さ、出血の有無、歯のグラつきなどをチェックし、歯周病の進行状態を確認します。

口腔ケア(歯石除去・クリーニング)

歯磨きやフロスなどのセルフケアでは歯石やバイオフィルムといった頑固な汚れは取り除くことができません。そのため、歯科検診の際には必要に応じて歯石の除去やクリーニングを実施いたします。虫歯や歯周病を発症、悪化させないためには歯石除去やクリーニングを定期的に行ない、口腔内を衛生的に保つことが大切です。

磨き残しのチェック・セルフケアのアドバイス等

日々の歯磨きが適切に行われているかをチェックします。必要に応じて歯垢を染め出す液を塗布し、患者さまご自身にも磨き残しが多い部分を確認していただきます。また、適切な歯磨き方法の指導やセルフケアのアドバイスなども行ないます。

上記のように歯科検診を受けることによって、虫歯や歯周病、その他のトラブルの予防・悪化防止が期待できます。お口や歯の健康を維持するためにも定期的に歯科検診を受けることをおすすめします。

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