インプラント治療後の食事に関する注意点とは?
投稿日:2023年9月11日
カテゴリ:スタッフブログ
インプラント治療後の食事に関する注意点について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
近年ではインプラント治療も広く認知され、多くの方が歯を失った際の選択肢の一つとして考えられています。インプラントは外科処置を行うため、患部の傷が治癒するまではできるだけ負担をかけないことが重要となり、食事についても気を使う必要があります。
今回のブログでは、インプラント手術後の食事に関する注意点についてお話したいと思います。
インプラントの手術後に控えるべき食事について
インプラント手術後は患部に負担がかからないよう、下記のような食事は控えましょう。
極端に温度の高い・低い飲食物
インプラント手術直後しばらくの間は麻酔によってお口の中の感覚が麻痺していますので、火傷などをしないよう熱い食べ物・飲み物は控えましょう。また、患部が治癒するまでの間についても傷口が刺激され、痛みや出血が起こる可能性があるため、極端に温度の高い・低い食事は注意しましょう。
刺激の強いもの(辛いものなど)
辛いものや酸っぱいものなどの刺激が強い食事は傷口が刺激され、痛みや腫れが生じたり、しみたりする可能性があるため、できるだけ控えましょう。
硬いもの
フランスパンやせんべい、ナッツ類などの硬い食べ物は、噛む際に傷口に負担がかかり、傷口が損傷する可能性が高くなります。傷が開いて再び出血したり、痛みや腫れを引き起こすリスクがあるため、傷口が治癒するまではできるだけ控えるようにしましょう。
お酒(アルコール)
お酒(アルコール)を摂取すると、血流が良くなります。血流が良くなると、傷口から出血する可能性が高くなるだけでなく、痛みや腫れなどの症状を伴う場合があります。インプラント手術後から約1週間はお酒(アルコール)を摂取しないようにしましょう。
インプラント手術後の食事で注意すること
- 麻酔が切れてから食事をしましょう
インプラント手術の際は事前に麻酔注射を行います。手術後もしばらく間は麻酔の効果が持続しているため、お口の感覚が麻痺しています。頬を噛んだり、火傷をしないよう麻酔の効果が切れてから食事をしましょう。 - インプラントを埋入した部分や周辺で噛まないようにしましょう
食事の際は患部にできるだけ負担をかけないよう、インプラントを埋入した部分はもちろん、その周辺で咀嚼しないようにしましょう。傷口の負担がかかると、痛みを感じたり、損傷したりする可能性があるため、注意しましょう。 - 柔らかいもの・飲み込みやすいものを摂取しましょう
インプラント手術後の食事は、傷口にできるだけ負担がかからないよう、また刺激を与えたりしないよう、おかゆや雑炊・うどん・ゼリーなど、柔らかいものやあまり噛まなくても飲みこめるものを選びましょう。
不動前でインプラント治療なら不動前デンタルオフィスまでお気軽にご相談ください。
■ 他の記事を読む■