根管治療の症例
右下6番目の歯に痛み腫れなどの症状があり、来院された患者さんの初診時の写真とレントゲンです。
レントゲンで根っこの周囲全体が黒く透過していました。この原因が歯折によるものだったりした場合そこが感染源になってくるので歯を保存することは難しくなります。今回は審査、診断の結果から、抜歯を考慮した上での治療になりました。
根の部分をマイクロスコープで観察した所、破折などは確認できませんでした。根っこの状態を探る機器を使っても正常に反応していた為、消毒をして1回目の治療は終わりました。
治療後、元々あった症状も取れたので保存しての治療になりました。
再感染のリスクを下げる為根っこをガッタパーチャというゴムの素材で密封しました。
〇〇さん。今後もしっかりこの歯をフォローして長く使っていきましょうね!
これらの写真は全て患者さんの承諾を得て掲載しています。
性別・年齢 | 女性 30代 |
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治療費(税込) | 88,000円 |
治療回数 | 5~7回 |
治療期間 | 2ヵ月 |
リスク・注意点 | 根管内に亀裂がある場合、歯の保存が難しくなります。 |