歯科技工士インタビュー
フィールデンタルラボラトリー代表 歯科技工士 冨田 佳照
詰め物・被せ物・入れ歯などの補綴物(ほてつぶつ)の見た目、耐久性、親和性は担当する歯科技工士の腕にかかっています。
不動前デンタルオフィスの補綴物の製作は、フィールデンタルラボラトリー代表歯科技工士である富田先生にお願いしております。以下に冨田先生のインタビューを掲載しますのでぜひご覧ください。
フィールデンタルラボラトリー代表歯科技工士 冨田 佳照
略歴
- 平成10年:東京医科歯科大学歯学部付属歯科技工士学校実習科 修了
- 平成16年:フィールデンタルラボラトリー 開業
- 平成18年:東京医科歯科大学歯学部付属歯科技工士学校 ポーセレン実習担当非常勤講師
- 平成19年: ㈱ノリタケデンタルサプライ インストラクター
- 平成19年:クラレメディカル㈱ エステニアC&B インストラクター
- 平成20年: ㈱フィールデンタルラボラトリー 設立 代表歯科技工士就任
フィールデンタルラボラトリーの特長はなんですか?
当技工所は審美歯科治療で利用するオールセラミック、ジルコニアを利用した詰め物・かぶせ物作成に特化した仕事を行っています。また、CAD/CAMを含め様々な機器を導入しているのも当技工所の特徴ですね。
詰め物・かぶせ物作成においての「こだわり」をお話しください
この仕事は歯の「偽物」を作る仕事です。それを如何に「天然の歯」と見分けがつかないようできるかがこの仕事の醍醐味です。例えば、天然歯と人工物のシンメトリー(左右対称)具合。光を当てた時の反射具合。歯と歯の間の隙間のバランス、歯のデコボコなどなど・・・。
皆さんはじっくり御自身の歯を観察される事はないと思いますので、ここまで細かくする必要があるのかと疑問に思われるかもしれません。
しかし、ここまでこだわってこそ、天然歯と見分けがつかないような歯ができが上がるのです。
でも、あまりにこだわり過ぎて、誰にも気づかれないという残念な結果になることも多々ありますが・・・(笑)
また、当技工所では「天然の歯と見分けがつかないものをつくる」という事以外に、「患者さんの性別、年齢、職業などに合った歯を作ること」もこだわりとしています。
例えば、男性であれば角ばった重厚感のある歯。女性であれば丸みを帯びた軟らかい曲線を描いた歯など。口元からその人らしさをプロデュースする。これが当技工所のこだわりです。
患者さんへのメッセージ
どんなに難しいことでもいいです。あなたの「理想形」をお伝えください。患者さんの「理想」を「形に変える」。それが我々の最大の使命ですので。藤井院長と密に連携をとり、きっと満足いただける補綴治療を提供致します。