インプラント手術を受ける際の体調に関する注意点とは?
投稿日:2024年7月2日
カテゴリ:スタッフブログ
インプラント手術を受ける際の体調に関する注意点について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
インプラント手術は外科処置が必要となるため、一般的な歯科治療に比べて身体への負担が大きくなります。また、細菌感染などのリスクもあり、手術が適切に行われなければインプラントの寿命にも影響するため、手術前の体調管理が重要となります。
そこで今回のブログでは、インプラント手術を受ける際の体調に関する注意点についてお話ししたいと思います。インプラント手術を問題なく成功させるためには、下記のことに注意しましょう。
禁煙する
煙草には有害な物質が多く含まれており、インプラントに様々な悪影響を及ぼします。煙草を吸うと、血管が収縮して血流が悪くなるため、歯周組織に供給される栄養や酸素が低下し、インプラントと顎骨が結合しにくくなるだけでなく、免疫力の低下によって傷口の治癒が阻害されたり、細菌感染リスクが高くなり、場合によっては手術自体が失敗することもあります。
また、煙草は口腔内環境にも悪影響を及ぼすため、術後にインプラント周囲炎を起こしやすくなり、インプラントの寿命を縮めてしまうため、注意が必要です。
風邪を引かないように気をつける
インプラント手術の際は長い時間お口を開けることになります。風邪を引いて鼻が詰まっている場合は、呼吸自体もきつくなるだけでなく、口で呼吸をすることによって咳が出やすくなります。手術中に咳き込んで身体が大きく動いてしまうと、器具で口腔内を傷つけるリスクが高くなります。また、咳き込んだ際などに唾液がインプラントや顎骨の穴に付着した場合は、インプラントと顎骨の結合が悪くなる可能性があります。インプラント手術をトラブルなく終わるためには、体調を整えておくことが大切です。
お酒(アルコール)を控える
お酒(アルコール)を飲むと、体調が悪くなる可能性があります。また、血流が良くなることによって出血量が多くなったり、手術後に傷が開きやすくなるため、インプラント手術の前日、手術後数日間はお酒(アルコール)を控えましょう。
不動前でインプラントなら不動前デンタルオフィスまでお気軽にご相談ください。
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