セラミックの種類とそれぞれの特徴とは?
投稿日:2024年8月16日
カテゴリ:スタッフブログ
セラミックの種類とそれぞれの特徴について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
歯科治療で用いるセラミックの素材にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。
そのため、セラミック治療を検討されている方の中には「セラミックの種類がいくつかあって、どれが良いのか分からない・・・」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回のブログでは、セラミックの種類とそれぞれの特徴などについてご紹介したいと思います。
オールセラミック
オールセラミックは100%陶器の人工歯です。強度を高めるため、ジルコニアなどのフレームにセラミックを何層も焼き付けて製作します。様々あるセラミックの中でも最も見た目が自然で綺麗なのが特徴です。審美性が高いため、前歯などの目立つ部分におすすめです。
オールセラミックのメリット
- 天然歯のようなツヤや透明感があり、審美性が高い
- 細かい色の表現ができるため、自然な仕上がりになる
- 金属を一切使用していないため、アレルギーの心配がない
オールセラミックのデメリット
- 費用が高い
- 噛む力が強いと欠けたり、割れたりする可能性がある
- 土台の歯の状態によって歯を削る必要がある
ジルコニアセラミック
ジルコニアセラミックは、人工ダイヤモンドと言われるジルコニアで製作した強度の高いセラミックです。強度が高いため、噛む力が強い奥歯の部分におすすめの素材です。
ジルコニアセラミックのメリット
- 強度が高いため、欠けたり、割れたりする可能性が低い
- 素材自体は軽いため、土台の歯の負担が軽減される
- 金属を一切使用していないため、アレルギーの心配がない
ジルコニアセラミックのデメリット
- 費用が高い
- オールセラミックに比べると、透明感は劣る
- 大まかな色味しか選べない(色味が決まっていることが多い)
メタルボンド
メタルボンドは金属のフレームにセラミックを焼き付けて製作する人工歯です。内側は金属なので強度・耐久性が高く、外側はセラミックなので審美性も兼ね備えています。メタルボンドは噛む力が強い方や歯ぎしり・食いしばりなどの癖がある方におすすめです。
メタルボンドのメリット
- 内側が金属なので強度・耐久性が高い
- 歴史が長く、非常に多くの症例・エビデンスがある
- オールセラミックやジルコニアに比べて費用が安い
メタルボンドのデメリット
- 金属アレルギーのリスクがある
- 長期的に使用することで金属イオンが溶け出すため、歯茎が黒ずむことがある
- 強度が高すぎるため、対向歯を傷つける可能性がある
- 内側が金属のため、透明感などがなく、オールセラミックやジルコニアに比べて審美性が劣る
不動前でセラミック治療・審美治療なら不動前デンタルオフィスまでお気軽にご相談ください。
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