歯の着色汚れをつきにくくするための対策とは?
投稿日:2023年10月11日
カテゴリ:スタッフブログ
歯の着色汚れをつきにくくするための対策について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
前回のブログでは、歯の着色汚れがつきやすい人の特徴についてお話しました。引き続き、今回のブログでは、歯の着色汚れを抑えるための対策についてお話したいと思います。着色汚れがつきやすいという方は、ぜひ参考にされてください。
色の濃い飲食物をできるだけ控える
歯の着色汚れは普段から口にするものが大きく影響します。歯の着色汚れをできるだけ抑えるためには、お茶やコーヒーをはじめ、色の濃い飲食物を極力控えることをおすすめします。
煙草を控える(減煙・禁煙等)
煙草を吸うと、歯が黄ばむだけでなく歯茎や唇の色も黒っぽくなってしまいます。煙草は歯の着色汚れはもちろんですが、健康面についても様々な悪影響があるため、喫煙者の方には減煙・禁煙をおすすめします。
飲食後は歯磨き・うがいをする
色の濃いものを口にしてもすぐに色素が沈着するわけではないため、飲食後に歯磨きや口をゆすぐことによって歯の着色汚れをつきにくくすることができます。
定期的に歯のクリーニングを受ける
飲食物の着色汚れや煙草のヤニは歯磨きでは取り除くことが困難です。歯の色を綺麗に保つためには、定期的に歯科医院でクリーニングを受けましょう。
矯正治療で歯並びを改善する
歯が重なっていたり、歯が1本だけ引っ込んでいるような歯並びの場合は、歯磨きの際にきちんと汚れが落とせず、着色汚れがつきやすくなります。そのような場合は、矯正治療で歯並びを改善し、清掃性を高めることによって着色汚れを抑えることができます。
鼻呼吸を心がける
口で呼吸されている場合は、口腔内が乾燥して唾液の自浄作用や殺菌効果が低下するため、着色汚れがつきやすくなるだけでなく、虫歯・歯周病・口臭リスクも高くなります。鼻炎などが原因で口呼吸になっている場合は、耳鼻科を受診して必要な処置を受け、鼻で呼吸ができるようにしましょう。
唾液の分泌を促す
口腔内が乾燥すると、唾液の自浄作用が低下するため、着色汚れがつきやすくなります。よく噛んで食べる、ガムを噛む、会話をする、マッサージをするなど、唾液腺を刺激して唾液の分泌を促しましょう。
上記のように日常の習慣を少し意識するだけでも、着色汚れをつきにくくすることができます。自分に合った予防法や治療法を行い、歯の着色汚れや黄ばみを抑えましょう。
■ 他の記事を読む■