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インプラントの寿命が短くなる原因とは?

投稿日:2024年6月4日

カテゴリ:スタッフブログ

インプラントの寿命が短くなる原因について

インプラントの寿命が短くなる原因

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

近年、歯を失った際の治療法としてインプラントを検討される方が増えています。インプラントは天然歯のような自然な見た目という審美面だけでなく、よく噛めるという機能性、さらに耐久性も高いというメリットがあり、各治療法の平均寿命については入れ歯が約4~5年、ブリッジが約7~8年、インプラントが約10~15年というデータがあります。

あくまでも平均寿命ですので、ケアやメンテナンスがきちんと行われていないなど、様々な原因によってインプラントの寿命は短くなる可能性があります。

そこで、今回のブログではインプラントの寿命が短くなる原因についてお話ししたいと思います。インプラントの寿命が短くなる主な原因については下記のようなものが挙げられます。

インプラントの品質が悪い

現在では、多くのメーカーがインプラントシステムを製造しており、価格も様々です。低価格のインプラントシステムはについては、品質も粗悪なものが多く、顎骨との結合が悪いなど、寿命が短くなる可能性が高いといえます。品質が全てではありませんが、体内に入れるものですので、実績や信頼のあるメーカーのインプラントを選択することをおすすめします。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)はインプラント周辺の歯茎や歯槽骨に炎症が生じる病気です。症状が悪化すると、歯周病のように歯茎や歯槽骨が破壊されるため、インプラントが支えられなくなり、最終的には脱落してしまいます。

咬み合わせが悪い

咬み合わせが悪い場合は、インプラントや周辺の組織に大きな負担がかかるため、人工歯やインプラント体の破損、周辺の歯茎や骨に問題が生じる可能性が高くなります。

歯周病

歯周病の方は症状が進行すると、口腔内に歯周病菌が繁殖するため、インプラント治療後にインプラント周囲炎を発症するリスクが高くなり、結果的にインプラントの寿命が短くなる可能性があります。

メンテナンス不足

インプラントを良い状態で長期的に使用いただくためには、メンテナンスがとても重要になります。メンテナンスを怠ってしまうと、咬み合わせの不調や汚れの蓄積などによってインプラントに問題が生じる可能性が高くなり、寿命が短くなってしまいます。

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、インプラントに過度な力がかかってしまうため、人工歯の破損やインプラント体の脱離、歯周病の悪化などを引き起こす可能性が高くなります。

喫煙習慣

煙草に含まれるニコチンや一酸化炭素などの有害物質は、血流を悪くするため、酸素や栄養の供給量が減少してインプラント体と顎骨の結合がきちんされなかったり、インプラント埋入後にインプラント周囲炎を起こしやすくなります。そのため、普段から喫煙される方はインプラントの寿命が短くなる可能性があります。

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